最近は気温が極端で困る、先日も寒いと思って窓の外を見たら 雪が降っていた… 何故だか知らないが、雪を見ると私はあの日の光景が瞼の裏に浮かぶ・・・ ---------------------------- 音 「マスターおいマスター!?何ボーっとしてるんだよ!」 マスター 「おおう、すみませんちょっとボケっとしてました」 桜 「まったく…クリスマスだからパーティーしようぜって言いだした本人がサボるとか」 音 「マスター後で覚えとくように!」 マスター 「やれやれ、手厳しいですね。しっかし…言いだした私が言うのもアレなんですが 皆さんクリスマスなのに良いんですか?」 音・桜 「!?」 音 「誰かがしっとに狂う時!!しっと仮面を呼ぶ合図!! マスターの心に呼ばれたんだよ・・・けっして暇だった訳じゃない!!」 桜 「私は仕事とかで色々忙しくて都合が合わなかったの!」(ちょっとムキになった感じに) マスター 「いやはや・・・皆さんなんだかんだで暇なんですね」 音 「私男だけど鈍感な人って最低って思う」 桜 「ちょっと音君!?」 音 「おぉ、怖い怖い」 マスター 「ちょっと騒いでないで手伝ってくださいよ〜」 ------------------------------- マスター 「っと・・・これで飾り付けは完璧ですね」 音 「いやー長い闘いだったもう背後から刺す視線はお腹いっぱいだわ」 桜 「ねぇ・・・そろそろ学習しようか・・・」(ドスを効かせた声で) マスター 「まぁまぁw折角のお祝いの日ですし楽しみしょうよ」 桜 「マスターが言うなら仕方ないわね・・・音君今回だけだからね」 音 「マスターが言うなら仕方ないわね、桜さん今回だけだからね☆ミ」 桜 「お〜と〜く〜ん〜」(怒ってるような感じで) マスター 「まったく、仲が良いですねっと・・・お二人ともどうぞ」 音 「おっ、まってました!?ほー粋なカクテルじゃねーか」 桜 「たしか・・・これって雪国だっけ?」 マスター 「流石桜さんです、このカクテ・・・」 音 「このカクテルは確か日本の誰かが作ったんだっけか 二年前に50周年かなんかで聞いた事あるわ」 マスター 「飲むだけの音さんにそんな知識があったなんて・・・」 音 「えっ?俺こう言う扱いなの?もっとスポット当てようぜ?」 桜 「雪の降る静かな情景を思い出す一杯ってキャッチフレーズに似合うカクテルよね」 マスター 「おっと、私とした事が大事な事を忘れてました 準備は良いですか?」 ALL 「メリークリスマース!!」 ------------------------------------- 楽しい・・・そう思える事は大切だと思う この関係を壊したくない・・・出来ればこの関係を続けて行きたい そう思う事は… 私の贅沢な悩みは、外に降る雪の無音に飲まれ消えて行った・・・