クー 「空力限界高度までたったの2分半… 調整は完璧の様ね」 ダディ 「当たり前だ、誰が調整したと思ってるんだ」 クー 「流石おやっさんね」 ダディ 「褒めても何もでねーよ さて、続きをとっとと始めるぞ! こいつのスペックは今ある既存機体の更に一段階上まで行け・・」 クー 「行ける機体だ、今までの様に乗ってただけじゃ 亡霊にも、そして本当のこの子にも届かない…でしょ?」 ダディ 「へっ、言うじゃねーか! 」 --------------------------- クー 「こちらブラックラウドからホームへ オペレーションエリアに到達いつでもOKよ」 オペレーター 「ブラックラウド、オペレーションエリアに到達 遠隔誘導機スタンバイします」 ダディ 「コントロールからブラックラウド 次は遠隔誘導機による演習攻撃に移る 今回のテストは敵弾回避能力 並びに空戦能力の判定だ 70%以上がノルマだ」 クー 「了解…100%を保証するわ」 オペレーター 「遠隔誘導機、テイクオフ 目標到達まで60秒」 -------BGM2------------------------- クー 「行くわよ…ブラックラウド!!」 オペレーター 「遠隔誘導 全機ミサイル発射します」 クー 「クッ・・・ま・・・まだまだぁぁぁぁ!! (なんか加速に耐えてる感じのアドリブを15秒ぐらい)」 オペレーター 「ぜ・・・全弾回避!相対速度が早すぎて近接信管が発動しません」 ダディ 「これでも・・・届かないって言うのか・・・」 オペレーター 「こちらホーム、ブラックラウド 前方200マイルに暗雲が確認」 クー 「こちらブラックラウド…ホームへ…」 オペレーター 「こちらホーム、どうしました?」 クー 「謎の機影を確認、そっちで確認できてる?」 ダディ 「こっちには何も映って無いが・・・クー今の距離なら逃げ切れる可能性がある 戻ってこい!!」 クー 「誰よ・・・ファントムベインがAIなんて言ったのッ!!誘ってるじゃないの・・・」 ダディ 「おい!!聞こえてるのか!!クー!!」 オペレーター 「こちらホーム、ブラックラウド応答せよ!こちらホーム、プラックラウド・・・」 ダディ 「くそっ!!頭に血が上ってやがる!! こうなったら奴のデータを取るぞ!!」 オペレーター 「了解!」 ------------BGM3---------------- クー 「ッッッッッッ!!!!まだ…まだまだっ」 φ 「・・・・・」 クー 「う…後ろに付かれた!?う…嘘っ!?」 ダディ 「糞っ…何とかならないのか!?」 オペレーター 「駄目です…あの空域…全てのレーダー・無線が使用不可… ブラックラウドの現在地も不明… 今分かるのはレスポンスのみです…」 ダディ 「あの化物め…」 クー 「ごめん…届かなかった…」 オペレーター 「ブラックラウド…ロストしました…」 ダディ 「なっ…なんだと…」 名が付いた亡霊は死神に姿を変え 暗雲と共に姿を消した・・・ 暗雲は…今・・・